上海移住を前にした葛藤と決断プロセス
はじめに
来月(2025年10月)、家族とともに上海現地を訪問する予定があります。
2年間の移住を検討しているのですが、その判断をめぐってさまざまな葛藤がありました。今回は自分の頭の整理も兼ねて、考えたプロセスをまとめてみます。
なぜ上海移住を考えるのか
- 主な理由は「経験を積むこと」。
- 訪問診療の仕事は充実しているけれど、少しマンネリ感もある。
- 経済的には現在の職場の方が良い条件。ただ、生活に困るほどではない。
つまり、キャリアアップや収入よりも「新しい体験」が大きな動機になっています。
不安に思っていること
- 家族の生活環境
子どもは現在、学校や地域生活がとても充実している。これをあえて変えることに不安がある。 - 勤務スタイルの変化
現在は週4勤務+待機だが、上海では週5勤務に。休暇の自由度が減るのはデメリット。 - 2年後の展望が不透明
帰国後の仕事や住む場所はまったく未定。クリニックに戻りたい気持ちもあるが、枠があるかはわからない。
家族の温度感
- 長男(8歳):できれば今のままがいいが「パパがどうしても行くならついていく」。
- 長女(4歳):まだ実感がなく、中立。
- 妻:賛成50%。反対でも賛成でもなく「どちらでも対応できる」。
つまり、強い反対はないけれど「行きたい!」というエネルギーもまだ弱い。
自分の本音
- 行かなければきっと後悔すると感じている。
- 上海の仕事自体は同じ作業の繰り返しかもしれないが、それでも「海外で家族と暮らす」という経験は大きな価値になるはず。
- 「家族が行けると思えるかどうか」が最大の決め手。
決断に向けての準備
- 現地視察を最終判断材料にする
→ 家族で学校・住居・生活環境を体験し、リアルな感覚を持つ。 - クリニックに退職の可能性があることを伝える。
→早めに退職の可能性を伝えることでクリニックにかかるダメージを最小化。 - 2年後の代替プランを考えておく
→ 「愛媛に戻る」「都会で再挑戦」「海外継続」など複数の出口を用意しておく。
おわりに
今の段階では「7割GO」。残りの3割は「家族が実際に現地を見て、前向きになれるかどうか」。
最終的には「家族の温度感」を大事にしつつ、自分らしい選択をしたいと思っています。
👉 読んでくださっている方で、同じように海外移住や転勤を考えている方はいますか?
「経験」と「安定」、どちらを取るかは人それぞれですが、こうして整理してみると自分の本音が見えてくるかもしれません。
コメント